おすすめランチを探して…

ではなく!
記念すべき第一回は、横浜市港南区で「waku-ta」(ワクータ)というカフェを 開いていらっしゃる田中和子さんをおたずねしました。(現在は閉業されています)
田中さんはご自身が建築士でもあり、ランチシェフでもあり、 ワークショップの講師でもあるという多才な方です。 人柄が溢れるおいしいお料理を頂きながら、お話をうかがいました。
ご自宅をカフェに改装。 アプローチもレッドシダーを使っています。

すぐそばを幹線道路が通っていて、車の音が 途切れないのですが、なぜか静けさを感じます。 木立に囲まれるとても落ち着いた空間です。

2年前、ご自宅のリフォームにレッドシダーを使いたいと ご自身で書かれた図面を持ち、高広木材に来社された田中さん。 これまで建築士としてさまざまな物件にレッドシダーを使ってこられ、 レッドシダーの特性をよくご存じです。
こちらはリフォーム当初の写真です。

ウッドデッキや門扉にはもちろんのこと、室内のフローリングにも レッドシダーをご採用いただきました。フローリングは特注品です。

「東京ガスの温水床暖房を入れて 特別にしっかり乾燥をさせたフローリングを張りました。 床暖房の表面温度は30度(流れるお湯は40~60度) 今のところまったく問題ないです。 レッドシダーはやわらかいので、ものを落としたり いすを引きずったりすると傷は付いてしまいますが、 私は全く気になりません。 それよりも肌ざわりのやわらかさが好きで とても気に入っています。 お店には靴を脱いで上がっていただいていますが、 お客様にも好評ですよ。 2年経った今でも雑巾掛けするとひのき系の 良い香りがします」
確かに、少しキズがついてしまっていますが、田中さんは始めから レッドシダーがやわらかいという特性をよくご理解していただいているので、 私たちも安心してオーダーメイドのご提案ができました。


「通常のフローリングのように硬くてひんやりする 感じがなく、やわらかくて暖かいとても快適な床です。 床暖房を入れないときでも素足に心地よいです。 1階は廊下からトイレまでこのレッドシダーフローリングですが、 洗面所だけは以前のフローリングのままなので 朝起きてトイレから洗面所に行くとその違いが歴然! 廊下・トイレは素足でも気にならないのに、 洗面所は冷たくて寒く感じます。」
リフォームの相談も受けられている田中さんは、 お店のフローリングを気に入った方から 「同じようなフローリングにしたい」という依頼を受けたこともあるそうです。
下は、逗子市M邸リフォーム時の写真です。 温かみのある感じが伝わってきます。

リフォームでは、フローリング以外にも浴室の壁・天井に レッドシダーのパネルを使っていただいたそうです。

特性を生かしていろいろなところに活用していただいているのだな…と とてもうれしく思いました。

田中さんのやさしい物腰は、「waku-ta」の やわらかな空間にマッチして ゆっくりとした時間が流れているようでした。 お料理も本当においしかったです! ありがとうございました。