PORTFOLIO 建築事例
規格材の活用
厚みのあるデッキ材を環境負荷の高い西側の外壁に採用した事例
2×4 から 2×12 まで異なる幅を組み合わせた意匠
環境負荷が高い西面に、通常のレッドシダーサイディングより厚みのあるデッキ材を採用。規格品の豊富なサイズを組み合わせることで、無垢の木材らしさが活きたデザイン性の高い外壁となっています。
レッドシダー規格材の寸法は、1x・2x・4x材のページをごらんください。
■使用部材
クリアーデッキ 204C 206C 208C 210C 212C デッキ割物 202C レッドシダー胴縁 102N
※クリアー=無節(若干の小節を含む) ※無塗装
■* s t u d i o L O O P 様資料より抜粋
夏の西日による熱気・冬の西風による冷気と環境負荷の最も高い西面には二重の通気層を持つダブルエアレーションウォールを採用した。通常の通気層と外壁の上に新たな通気層と分厚い木材による仕上げを設け、外部の苛酷な環境から守られた安定した内部空間を生みだしている。外皮となる40mmのレッドシダーは数種類の幅の材を用い下部から上部へとそのサイズを縮め、意匠だけではなく空気の出入りを下部では絞り、上部では開く事でエアレーションを加速させ熱や湿気をとどまりにくくし材の保護にも役立てている。下地の合板の上にはスキマから直射日光が差し込んだとしても反射させ内部には通さない遮熱透湿防水紙を採用している。
画像提供: * s t u d i o L O O P 建築設計事務所 http://www.studioloop.net/
写真:中村絵
物件名:|link|群馬県邑楽郡板倉町の住宅 http://www.studioloop.net/link.html
施工: 株式会社プラスケイアールエム http://www.krm-a.com/