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レッドシダーが映える 物件紹介レポートVol.8 「レッドシダーをつかいたい!-素材へのこだわりと施主の熱意が溢れる家」」

物件紹介レポートの第8回目は、福井県のK様邸をご紹介します。

こちらの住宅は、施主のKさんが自ら高広木材を訪ねてこられたことがきっかけで、お手伝いさせていただきました。 Kさんは、「レッドシダー」で検索して高広木材のウェブサイトにたどりつき、商品や施工事例のページを見ていくうちに実物を見たい!という思いが抑えきれず、福井からはるばる高速バスで東京まで来られた熱意溢れるお施主様です。Kさんのこだわりをぜひ記事にさせてください!とお願いしたところ、たくさんの想いが詰まったメールを頂戴しました。

―ご自宅にレッドシダーを使いたい!と考えたきっかけは?

今回、一番悩んだのが「外壁」にどの材料を使うかでした。本屋で住宅の本を見ていたときに、軽井沢の別荘宅の木の外壁に目がとまりました。その外壁にはなんとも言えない「色味」が出ており、自然の中に落ち着いた「品格」が感じられました。外壁に木もいいな…と思い、レッドシダーの外壁材について、いろいろと調べ始めたのです。

Kさんは、はじめはレッドシダーの外壁材を全面ふんだんに使うことを考えましたが、調べるうちに、メンテナンスの必要性を知ったそうです。木の外壁は、何年かおきに木材保護塗料を塗り直すと長持ちしますが、そのメンテナンスをできる限り自分でやりたいと考えた結果、危険な作業にならない範囲でレッドシダーを使う、という選択になりました。

足場を組まなくてもメンテナンスができる範囲はレッドシダーを使う、と決めたのですが、他の部分は何を使うかで、悩みに悩んだのです。そんな時に、高広木材さんのウェブサイトの、「レッドシダー建築フォトギャラリー」にあった家の写真を見て、「これだ!!」と思ったのです。

その写真が、こちらです!

「タイルとレッドシダーの組み合わせ、いいな~!それも大きいタイル。タイルの色はグレー!」 この写真のレッドシダーの色味がとても気に入り、さらにグレーのタイルとの組み合わせに惹かれ、タイル探しから始めました。 日本製のタイルはサイズがどれも小さかったため、外国製のタイルまで探し、ついにイメージに合う、イタリア製のタイルを見つけました。サイズは150X300。余談ですが、そのグレーのタイルが気に入り、外床部分と1階室内床部分にも、フローリングではなく同じタイルのサイズ違い、300X600を貼ることにしてしまいました。我が家は外も中も同じタイルです。面白いですよ!」

そして、K様邸の外観はこのようになりました!

タイルの他に、Kさんがこだわったのが、レッドシダーに塗る塗料の色でした。格子部分と、軒天部分、玄関扉部分にはレッドシダーを使用していますが、その色味を同じトーンでまとめています。

Kさんは、先に市販されているレッドシダー製の玄関扉を見つけ、その色味に合わせたいと考えたそうです。玄関扉には、シッケンズというメーカーの木材保護塗料、セトールHLSが使用されていることがわかり、早速ご自分で塗料サンプルを取り寄せました。それからは、無垢のレッドシダーサンプルに塗り、色味を研究する日々。玄関扉と微妙なトーンまで合わせたいとこだわったKさんがたどりついたのは、2色のブレンドでした。配合を微妙に変えながら、ライト色にクリアー色を混ぜ、最終的に扉と同じ色味が出たときは、本当に「やった!」という気持ちだったことでしょう。

外壁材のサンプルは、Kさんからのご要望があるたびに、高広木材より都度送付していましたが、「こんな風に試しています。サンプルの送付ありがとうございます。」と写真とともに毎回お礼のメールをいただき、Kさんの熱意がとても伝わりました。

玄関扉につながる壁部分には、レッドシダー本実サイディングTG-1776を、軒天には、レッドシダー本実パネリング TG-1180を貼っています。玄関扉に合わせて色を調合した塗料(シッケンズのセトールHLS)を塗っていますが、同色で塗っても、レッドシダーには特有の色の濃淡があるため、板それぞれに微妙な色の違いが生まれています。色が揃わないことがレッドシダーの特徴なので、貼るときは作為的にせず、自然にランダムに貼っていくと、味わいが出ます。

ルーバーもレッドシダー。こちらも落ち着いた色味がよく出ており、仕上がりがとても美しいです!

バルコニーと庭にも、レッドシダーの40ミリ角を横に使っています。 全体的に、タイルのグレーとレッドシダーの質感が調和していて、すっきりとまとまった上品な仕上がりになっています。

Kさんのこだわりは、外装にとどまりません!レッドシダーそのものに惹かれたKさんは、なんとダイニングテーブルをレッドシダーで自作してしまうのです。 その力作がこちら。

「8人座れるテーブルが欲しかった。理想は白。既成では気に入るものがない。ならば自分で作る!!」と決意したKさんは、まずはサンプル作製から始め、塗料をシッケンズの「セトールBLデコール」に決定。特注で作製したレッドシダーの板材にご自身で塗るために、事前に塗装の練習を重ね、いざ本番!その時の様子も、メールで報告してくださっています。

苦労した点は塗装です。色はホワイトが希望でしたが、単に白に塗りつぶしたテーブルではなく、レッドシダーの表情を残したまま、板1枚1枚が異なる色味を出し、最終的には面全体でいい色味になる…というイメージのテーブルを作りたいと思ったのです。塗料は水性系で、木の表面に膜を作る感じなので、塗料をそのまま薄めずに使うと色が濃すぎて木の表情が出ません。薄めすぎてもだめで、たくさんのサンプルを作り、ようやく適した配合を見つけました。さらに、塗り方にも苦戦しました。2.8mの長さの板にきれいに塗装するためには、筆を止めずに一気に塗らなければなりません。筆跡が残りムラになってしまうからです。何度も練習し、最後にはコツをつかみました。ポイントは「集中して、一気に塗る」です。

無垢の木材の良さ、レッドシダーの良さを生かそうと、ここまでの努力をされるとは!!Kさんの熱意には本当に頭が下がるばかりです。

この塗装がとても気に入ったKさんは、内装に使われたヒノキの柱や杉の梁、それ以外にも扉や書斎のテーブルまで、このホワイト塗装にしてしまったとか。

天井はレッドシダー。それ以外は木目を活かしたホワイト塗装の仕上げです。奥様は当初、せっかくのヒノキに塗装するのはもったいないと反対されていたそうですが、ホワイトでも木の質感がよく出ているので、天井に貼ったレッドシダーの木地の色とうまく調和しています。柱と梁を壁に合わせてホワイトにしたことで、かえってレッドシダーの色が際立ち、素敵です。奥様も仕上がりを見て納得されたとのこと。一件落着でなによりです!

シッケンズの木材保護塗料は高広木材でも取り扱っています。塗料の説明はこちらから

レッドシダーを使いたい!というKさんの熱意から生まれた家、いかがでしたか?  素材にきちんと向き合い、イメージに合った塗装を自ら探し、実際に試してみる。木の良さを活かしつつも、こだわるところにはとことんこだわるKさんの姿勢は、私たちもとても勉強になりました。

最後に、Kさんから頂戴した“想い溢れる”お礼の言葉を紹介させていただきます。 お手紙はKさんの人柄と気持ちが詰まった超大作でした。全文を載せたかった!これはごく一部分です。

「外壁にレッドシダーを使いたい。でもよくわからない。不安要素だらけ。ならば業者さんに教えてもらおう!」という考えから、インターネットでレッドシダー取扱店を検索し、いろいろなウェブサイトを調べました。しばらくして高広木材さんのページにたどりつき、見てみると、なんともいえない温かみを感じたのです。ここならば信頼できる!と直感し、サイトの隅々まで見ていくうちに、「実際に訪問したい!」という気持ちが抑えられなくなってしまいました。  福井からアポ無しで高広木材さんに伺いました。すると、アポ無しにもかかわらず、快く応対していただき、社屋で使われているレッドシダーを実際に見せてもらうことができました。さらに、レッドシダーという木の特性について、外壁で使用する際の注意点など、レッドシダーの「良い点、悪い点」についていろいろと教わることができ、大変参考になりましたよ!思い切って行ってよかった!その節はありがとうございました。  それともう一点、たくさんのサンプル材をいただきありがとうございました。おかげで納得がいく色と出会えました。最終的に、私が望んでいた仕上がりになり、大変満足しております。  レッドシダーを取り扱っている業者さんはたくさんあると思います。どこで買っても同じと言われるかもしれませんが、私は「高広木材さんのレッドシダー」を我が家で使えたことを、とても嬉しく思っております。  「出会い素晴らしい~!」感謝の気持ちで一杯です。貴社の益々の発展と、「レッドシダー」の良さが多くの人に理解してもらえるよう、心からお祈り申し上げます。

お手紙本当にうれしいです!私たちの方こそ、Kさんの「家づくり」から学ぶ点が、たくさんありました。レポートのご協力、ありがとうございました。

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