高広木材株式会社|ウエスタンレッドシダー専門

森林管理の先進国・カナダの森から日本へ。カナダ産レッドシダー取扱店

お電話での
お問い合わせは

03-3521-6121

月~金9:00~17:00

各月最終土曜日のみ~15:00まで営業

レッドシダーが映える
建築事例

  • 木製小屋キット CEDAR SHED
  • レッドシダー協会WRCLA
  • カナダの木材建築への窓口
  • 日本ウッドデッキ協会
  • オーダーメイド Order made
  • レーリング
  • お問い合わせ

レッドシダーが映える 物件紹介レポートVol.4 「無垢の板張りと塗り壁のコントラスト。本物の質感が映える家」

いつのまにか桜も咲き、春の訪れを感じる今日このごろ。
物件紹介レポートの第4回目は、千葉県船橋市の「アカシアのおうち」をご紹介します。

設計・施工は「株式会社木ごころ」さん。「アカシアのおうち」という物件の名前も木ごころさんの命名です。

→木ごころさんのホームページはこちらです。
 地元密着、あたたかい雰囲気の工務店さんです。ぜひごらんください!

今回は、2010年2月下旬に行われた、物件の完成見学会におじゃました際のレポートです。 見学会当日は、「木ごころ」社長の飛澤さんと建築士の山本さんが案内をしてくださいました。 完成見学会ということで、他のお客様もいらっしゃるお忙しい中、とても丁寧に応対していただき、 大変勉強になりました。本当にありがとうございました。

車通りの多い道路から少し入った、閑静な住宅街の中、「アカシアのおうち」は建っています。

今回、取材をお願いするきっかけとなったのが、お施主様の家づくりに関するブログでした。 ひょんなことから、高広木材の外観を見学に来られたというブログのエントリーを発見! そこには、レッドシダーサイディングを検討するにあたり、新木場まで足を運んで実際に張ってあるところを 社屋の外からこっそり見た、との記述が。(声をかけてくだされば、社屋の隅々までご案内しましたのに~!) その後、すっかりブログの読者となり、どんなデザインの外観になるのだろうと更新を楽しみにしておりました。

外壁に採用いただいたのは、レッドシダーの外壁材、べベルサイディング クリアー BE-12114。 クリアーというのは、節が少ない等級という意味で、節ありタイプとまた違ったおもむきがあります。 高級感があり、シャープな雰囲気!都会にもすっきりとなじみます。 塗料は、「ナフタデコール」というオイルステインのウォルナット色を塗っているそうです。 落ち着きがあっていい色ですね。

2階部分はジョリパットという塗り壁仕上げ。 塗り壁の白と、無垢板張りの茶のコントラストが外観の個性を決定づけています。 メリハリがありつつも、どこか優しく周囲に溶け込むたたずまいは、天然木の外壁材ならではですね。 「本物の質感が映える家」というカッコいいタイトルをつけましたが、やはり「本物の木材」は違います! お施主様のブログにも、気に入っている様子が綴られており、うれしい限りです。

ご主人のお好みは、土壁と焼杉板張りの家。純和風な雰囲気に漠然と憧れをお持ちだったそうです。 一方、奥様は、洋風がお好きとのことで、インターネットで木の板張りの家をピックアップするなどして 外観のイメージを固めていかれました。 そんなお二人の意見を上手にまとめ、さらに予算やメンテナンスのことなどさまざまな検討を重ねた結果、 最終的に木ごころさんが提案したのが、 「1階レッドシダー板張り&2階ジョリパット塗り壁仕上げ」だったのです。

なるほど、この経緯を知った上で外観をじっと見てみると…

白い塗り壁 + 木の茶色 で和風のおもむきも感じられる一方、 横張りのべベルサイディングで、アーリーアメリカンな雰囲気も合わせ持っています。 全体的にキリっと落ち着いた印象で、お二人の好みを合わせたような素敵な仕上がり! 木ごころさんの提案力に脱帽です。

木ごころさんは、その社名があらわすように、「ぬくもりのある木の住まい」の プランニング・設計・施工を行っている工務店さんです。 10年以上前から、デッキ工事などでレッドシダーを使用してきた経験から、 耐久性が高いレッドシダーの特性をよくご存じで、 今回、外壁材を選択する際にも、安心して使える材料としてレッドシダーサイディングを提案したとのこと。 補修やメンテナンスについても実績があり、頼もしい限りです。

「木の達人」である木ごころさんは木製ドアも手作りしてしまいます! 外壁に合わせてレッドシダーで作った玄関ドアがこちらです。

玄関を一歩入ると、ブログに書かれていたお施主様支給のステンドグラスが。 シンプルながらもとても良いアクセントになっていておしゃれです。

靴箱の取手にもこんなに可愛いこだわりが! 自然と微笑んでしまいます。

中に入り、お部屋も見せていただきました。

まず目をひいたのは、キッチンのタイルの色づかい。 落ち着きがありつつもさわやかな色の選択にこだわりが感じられます。 タイルは施主施工で貼られたとか…。とても上手にできていて、思わずじっと見てみましたが、 プロとの差は全くわかりませんでしたよ! 作業を通して、自分の家への愛着も増しますね。

さて、ここで「アカシアのおうち」という素敵な名前の理由が明らかに! それは…リビングのフローリング材がアカシア(ミモザ)なのです。 色の濃淡、木目のはっきりした個性的な床材です。

二階のお部屋の梁はベイマツだそうです。 天井を高くとるため、あえて木をむき出しにしていますが、これがとてもいい雰囲気! 壁の白と木のこげ茶の組み合わせは、外観とおそろいで、家の中と外との統一感もあります。

木のぬくもりを大切につくられた、「アカシアのおうち」。いかがでしたか?

さて、板張りの外壁は素敵だけれど、防火の面では大丈夫?コストがかかるのでは?という疑問をお持ちの方も 多いと思います。「そこのところは、どうなのですか??」と、木ごころの飛澤さんに質問しました。 とても丁寧に答えていただきましたのでご紹介します。

当物件は、法22条区域内です。法22条区域の延焼のおそれのある部分に該当する外壁は、 ●防火構造 ●準防火性能を有する構造 ●国土交通大臣の認定を受けたもの のいずれかにする必要があります。 「アカシアのおうち」では、大半が延焼のおそれのある部分に該当するため、 「かべ震火」という下地材を使用し、その上にレッドシダーサイディングを施工しています。 (※「かべ震火」は防火構造認定を取得しており、準防火地域、法22条区域のどちらでも外装を通常の木材にすることが できます。注)建物の用途や規模によって異なる場合がありますので事前にご確認ください。) 外壁に木材を張るために、「ダイライト」や「かべ震火」などの下地材を施工する分、 コストアップになると思っている方も多いと思いますが、決してそのようなことはありません。 サイディングやモルタルなど、外壁の種類を問わず、最近では「構造用合板」を外壁の下地として 捨て張りすることが普通なのですが、それは壁倍率を高めて耐震性を高めるのが理由です。 「ダイライト」や「かべ震火」を下地として使用した場合、「構造用合板」と同じかそれ以上の効果が期待できるため、 今回の事例でも、「構造用合板」の代わりに「かべ震火」を使用しています。 そのため、板張りの外壁にするためにコストアップになるのは、「構造用合板」と「かべ震火」の差額分となり、 それほど大きい金額ではありません。 また、レッドシダーサイディングの価格は比較的安定しており、耐久性の面からも安心して使用できます。 大工の立場から見ても、レッドシダーサイディングは施工しやすい材料といえますし、 今後も、今回のような事例が増えればうれしいと思っています。

私どもも、お施主様の想いが詰まった「板張りの外観」のお手伝いができ、とてもうれしく思っております。 今後、時を重ねていく様子も見守らせていただきたいです。 外壁やデッキなどでお困りのことがありましたら、ぜひご相談ください。 ご協力いただき本当にありがとうございました!

>>>次ページ レッドシダーが映える物件紹介レポート vol.5 「14年目の社屋補修工事レポート―実践!木製外壁のメンテナンス」へ